[ビジネス企画]新規サービスの事業計画書を公開!!
今回は2年前に作った事業計画を紹介したいと思います!
ITサービスで新規事業を立ち上げをしようとしている方や起業を考えてる方向けの記事になります。
皆さんが事業を立ち上げる上でこの資料が参考になることがあれば幸いです。
この事業計画を基に立ち上げたサービスはAI競馬 SIVAというサービスになります。
このサービスが現在ユーザ数は約5万人でサービス全体でのPV数は月間30万PVを超えています。
また毎週末に「ニッカン」、「スポニチ」の競馬新聞各社の一面に掲載されています。
競馬を選んだきっかけは単純にデータが多いからですが、競馬に初めて出会った瞬間にビジネスが浮かんで社内に提案しました。
その提案に使った実際の資料です。
この資料を使ってにプレゼンした結果、稟議が通り実施予定でしたが、、タイミングが合わなくて企業に属しての事業化に至りませんでしたが、自分で独立してこの事業計画を遂行してみました!
資料の内容
事業を立ち上げの計画には以下の内容が盛り込まれています。
・ビジネスの狙い・目的
・市場規模
・提供サービス
・サービス提供方法
・ビジネス試算
・ビジネス展開ロードマップ
・売上予想
・損益計算書予想
・チーム・スケジュール
まず事業計画には「なぜやるのか(Why)」が大事になりますので、最初に書いてます。
こちらは事業を起こす上での強み(想いやチームなど)から書くことが良いかと思います。
そして強みをベースにストーリーを組み立てて行くことをおすすめします。
それでは資料を説明して行きたいと思います。
今回の資料は対面で説明をするため、A3にまとめました。
ピッチ形式ならA4サイズで想いが伝わる内容が良いと思います!
1ページ(狙い・目的・サービス)
まず1ページ目には以下のことが書いてあります。
1. ビジネスの狙い・目的
表題の通り狙いを書きます。
社会的な会社の立ち位置なども加味しながら、将来を大きく見せるためフワっとした目的としました。
2. 市場規模
ここは一般的な市場調査の内容になります。
市場の近況と今後の推測、現状の課題(仮説)を出しました。
3. ソリューション(提供サービス)
ここで自分の作りたいサービスを書きました!
サービスのプロトタイプもありプレゼンでは画面も使って可能性を説明!
また、現時点の実証実験での感触なども書き込みアピールしました。
このときにSIVAを新聞に載せてみんなに情報提供すると話しましたが、当時は周りから冷ややかな目で見られました(笑)
2ページ(提供方法・ビジネス試算)
2ページ目には以下のことが書いてあります。
4. サービス提供方法
5. 各社の役割 (案)
ここについてはサービス提供にベンチャー企業を立ち上げる想定で書きました!
新規事業の立ち上げを検討されてる場合は、ベンチャー企業の有無とは関係なくピクト図などでビジネスモデル(スキーム)の整理はしておいたほうが良いと思います。
6. ビジネス試算
事業計画の根拠になる考え方を記載してます。
※※※ 新規事業を考える際にはtoBのビジネスを作っておくことをおすすめします。
理由はある程度の売上が見込めます。
3ページ
3ページ目には以下のことが書いてあります。
7. 売上の考え方
レベニューシェアとかのモデルになる場合はこちらを最初に作っておくことが重要だと思います。
売上が出始めると喧嘩になる原因となります。
8. ビジネス展開ロードマップ
夢は大きく
9. 損益試算
事業計画では大事な数値評価ですね。
こちらについては計画通りにうまくいきません(笑)
しかしある程度のピボットを行って結果的には2018年には売上が上方修正になりました。
うまく行かなくて当然ですが、結果うまくいくためにベストを尽くし、やれることを全部やることが重要だと思います。
10. 推進体制
11. スケジュール
ここから先はプロジェクトをで推進するチームの説明です。
スタートアップには重要なファクタになりますので、チームの強みやバランスを理解したチーム構成を作りましょう!
補足
補足には、このサービス内での使用している特許やイベント、メディア掲載などがあったので入れました!
資料は以上になります。
この計画を持ってサービス展開を図っていますが、2年前に作成したこの資料を振り返ると、それなりの達成してこれたのかなっ?と感じています(笑)
この手の資料はよく「絵に書いた餅」と言われますが、作成した本人が言ったら、その企画は苦しくなりますよね!
この計画にあった通り、今秋のG1はニッカンスポーツとスポーツニッポン(スポニチ)の1面で記者さんと対決しております。
SIVAがこの事業計画書通りに進んでることを日々実感できて楽しいです。
新規事業を計画している皆さん、ぜひこの資料が参考になったらと思います!
-- キーワード--
ビジネス企画, 事業計画,サンプル,新規事業,イノベーション,企画書,稟議書
想像した未来を共に創ろう!
自分達のために!